IPOと株主優待クロスで目指せ1000万

二児の子育てを行いながら、株式投資等を通じて、資産形成を目指しています。

cis本の書評

cis本の内容

相場は上がっている時は上がりやすく、下がっている時は下がりやすい。一見当たり前のように感じるが、多くの人は「ここまで上がったらそろそろ下がるのでは?」とか「これだけ下げたらそろそろ反発するのでは?」などと考え逆張りをしてしまう。

相場には絶対に勝てる方法など無く、期待値が高い取引を繰り返し、思惑と違った場合はすぐに損切りを行う事。

cisさんの特徴について

本の中の自分像として書いてあったのは、学業的には平均的であったが、麻雀、ポーカー、ブラックジャックといった期待値が計算できると強いゲームがかなりの腕前である事でした。
ちなみに私はこれが非常に弱いです。

どの様な取引をすればいいのか

投資には必ず勝てるということはないので、勝つ確率と金額、負ける確率とその時の金額を、計算し(期待値)あエッジのある取引を繰り返す事で、資産を増やしていくと言う事でした。

要するに、取引したい銘柄の期待値さえきっちり計算できたらトータルでは必ず勝てるのですが、株には正確に期待値を計算する方法はありません。ですがcisさんは長年ゲームなどで、鍛えた感が非常に優れていて、かなりの精度で期待値が計算できているということです。
本の中にも書かれていましたが、期待値はプラスであっても、一回の取引で言えば当然負けることもあります。その際cisさんはがっかりしないそうです。自分の中で、確実に期待値がプラスの取引を行った結果の負けなので、むしろ期待値が高い勝負が出来てありがたいと思うそうです。
今回感じたのは、色々な投資方法がありますが勝っている方はみんな期待値の出し方が非常に上手いという事。
例えばある投資法で、10回勝負すると4回くらい負けるけど、繰り返すことによって、必ずプラスに収斂する。という事がしっかりわかっていれば、上がると思って買った株も下がった場合にすぐ売る事ができるという事。
私はどうしても上がると思っているので、次の日には盛り返すのでは?とか上がると思って下がったのだからお買い得と思いナンピンしたくなったり。
全く逆の事をしてしまいます。どうりで勝てないわけです。