くるくるワイドについて解説してみる。
くるくるワイドって何
皆さんくるくるワイドという言葉をご存知でしょうか?
元は魚屋さんというブロガーが考えたFXの取引手法なんですが、これが本当に凄いんです。
今の所わたしが思う最強の取引手法です。
投資の極意とは
皆さん投資をする時に考えていることは、大体一緒だと思います。「大きなお金」を掴みたいと思っているはずです。
ですが投資で大きなお金を掴もうとすると、その分リスクも大きくなり、逆に大きなお金を失う事があります。
この「大きなお金」をリスクを取らずに掴んで行こうというのが、くるくるワイドという手法の凄いところです。初めて聞いた人は言ってる意味がわからないと思いますが・・・
簡単な言葉で説明すると、小さな利益を積み重ねてながら、その利益を使って更に大きな利益を狙うという方法で、リスク管理さえしっかりやれば基本的には絶対に負けない運用法です。
資金がそこそこ必要である事と、計算が複雑である事、そして何より大事なのは一時的に大きな含み損を抱えることが多いのですが、その時にルールを守ることが出来る精神力が大事になります。
具体的にはどうすればいいの
細かいことを説明していくと、本が一冊出来上がりますので、まずは簡単に解説をします。
魚屋さんの手法で言うと、まず大きくロングを持ちます。魚屋さんは大体7万通貨ほどロングしてるみたいですね。
そしてそのロングを起点にショートトラップを
仕掛けます。要するに両建てですね。ショートトラップはロングの建値を基準に上方向にロングの枚数の2倍になるまで貼ります。
ロングを持った時が一番底値でそのまま上下を繰り返しながら、上昇して行った場合、10銭間隔でショートトラップを貼ったとすると140本のショートが立った時に出口を迎えます。
まず、この出口と言うのが、よくわからないと思いますが、くるくるワイドでは、必ず手仕舞いする価格を決めて取引を始めます。この手仕舞いをする価格の事を出口と呼んでいます。
ロングの含み益が図形でいう四角になるのに対し、ショートの含み損はトラップなので、三角になります。要するに、まっすぐ出口まで向かった場合は、実は利益はありません。
ただし為替をやったことがある方ならわかると思いますが、まっすぐ14円も上昇することは絶対にありません。(ショートトラップを10銭幅で貼った場合)
よってその間のショートトラップが第一の利益の源泉となります。このショートトラップの設定としては大体50から100銭くらいの利益設定がいいと思います。
そしてこの第一の利益を利用して裁量取引を行い、大きな利益を目指します。この際重要なのが、必ず利益の範囲内で裁量取引を行う事です。
このような取引を行う事で、裁量取引に関しては出口にさえ到達することで、全部失敗したとしてもプラマイゼロです。
ここがくるくるワイドの一番凄いところです。
ただし相場は上に行くか下に行くか全くわかりません。今まで書いたように、まっすぐ出口まで到達してくれれば、簡単なのですが、大体の場合は、思惑とは反対方向に動いたりします。
ですがくるくるワイドが一番力を発揮するのは、この思惑とは反対方向に動いた時です。
細かい手法は長くなるので、また次回以降に書いていこうと思いますが、7万通貨のロングを持っている時に、まずは半分3.5万通貨のショートを同時に入れ10銭での利確を指値で行います。これを魚屋さんはヘッジと呼んでいます。そしてこれが成功した場合3500円が利益になります。
相場は上下を繰り返しながら出口に向かうと言う仮定を基に取引を行いますので、この3500円を利用してロングを行います。これを複利ロングと呼びます。この時に大事なのが損切りの設定を-3500円で指値を行なっておくことです。
こうすることで、この裁量取引が失敗しても先ほどの3500円が無くなっただけで、実質損はしていません。仮に最初のヘッジが失敗していても、反対の利益と、マイナスが同値になるところで全決済をする事で、損はありません。
なんかすごくないですか?
まだまだ細かい手法はあるのですが、一度に書いてしまうと、なかなか読めないと思うので、まずは簡単なイメージを掴んでください。
ではまた次回をお楽しみに。