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二児の子育てを行いながら、株式投資等を通じて、資産形成を目指しています。

宝当神社のある高島に行ってきた!

ひょんなことから宝当神社がある唐津の高島に行ってきました。
宝当神社は宝くじが当たることで有名で、多くの参拝者がわざわざ船に乗って訪れるそうです。
恥ずかしながら、私は宝当神社の事をよく知らず、唐津旅行中に、海に浮かぶ島に集落があるのを見つけ、あんな小島でも人が住んでるんだ。みたいな事を言っていたら、宝当神社がある島だと言う事を教えてもらい、せっかくだから行ってみようということになりました。
宝当神社がある高島には定期船も出ていますが、残念なことに時間が合いませんでした。ですが、唐津城の駐車場から海上タクシーが出ていることがわかり、タクシーを利用して高島を目指すことに。タクシーは1人500円でその時は4人の利用者。合計2,000円にしかなりません。赤字にならないかな。とも思いましたが、ちゃんと船を出してくれ、安心しました。

島に着くと一目散に宝当神社を目指す方も居ましたが、私たちは、なんだか来てすぐに神社に行ってお参りしても、なんだかせこい気がしたのと、普段来ることのない、限界集落の雰囲気に興味が湧き、散策をする事に。
看板に目をやると、展望所の文字が目に入ります。前日食べ過ぎたこともあり、カロリー消化も兼ねて山を登る事に。
山の麓にはおそらく閉鎖されているであろう保育園がありました。なんだか園庭も荒れていて少しさみしい感じ。
道沿いには5メートル程度で区切っている畑が無数に並んでいますが、半分以上は耕作放棄地の様な状況。やはり高齢化、過疎化にともない担い手が減ってきているんでしょうね。
そして展望所への道を登り始めると、まさかの行き止まり。
おそらく去年の7月の豪雨による土砂崩れだと思うのですが、土砂が放置されたままで、全く進める様な状況ではありませんでした。
気を取り直し、島にある小学校を目指す事に。
調べてみると、なんと現在の生徒数9名!
ボロくて小さい小学校を想像しながら向かっていると、規模も大きく、校舎もかなり新しい学校でした。
そして小学校の裏には、原発事故が起こった場合の避難所がありました。

これを見た時に、玄海原発がある事を思い出し、小学校も特別な交付金等が出ているのかな?などと要らぬ勘ぐりをしながら道を進むと、車が通る事を想定していない様な道ばかり。そして道沿いにお墓があったのですが、そこには異様な光景が。

墓石のほとんどに刻まれているのは、「野崎」の文字。
なんと高島に住むほとんどの方は野崎さんなんですね。

なんだか島の成り立ちに興味が湧いてきます。

そしてようやく最終目的地の宝当神社へ。
神社の横で、スクラッチを10枚買って、神社でお参りをしました。神社に入ってびっくりしたのが、宝くじに当たった方が、お礼参りに来るそうで、当選した宝くじのコピーが掲示板に所狭しと並んでいます。本当に何かしらの力があるのかな?と思うような状況でした。

そして帰りの海上タクシーを待つ前に、島のお土産屋をのぞくと、やはりそこも野崎ショップ。すると中から店のおばちゃんが出てきて、宝くじを入れる袋の宣伝を始めました。何回も雑誌に載った事。この袋に宝くじを入れた方から当選報告があっているだけで合計20億は当たっていること。NHKでも放送された事。この近くにいる猫が拝んでいる様なポーズをする事。
次から次に出てくる営業トークには韓国のお土産屋を連想してしまいました。おばちゃんの営業トークに圧倒され、なんだか袋を買う気になれずにいた所、
そろそろタクシーが出るみたいよ。
とおばちゃんが教えてくれ、なんだかんだ言ってやっぱり島の人はあったかいなと思いながら、海上タクシーで帰途に着きました。

出来るだけ邪神を抱かず純粋な気持ちで参拝をした事で、ご利益を期待しましたが、その気持ちがすでにいやしかったのかその後、宝くじが外れていた事は言わずもがなです。